耐震等級・・・・ 
2017/06/20 Tue. 19:23 [edit]
今日13年前に新築させていただきましたお客様と増築の相談を受け
打ち合わせに伺いました。
その時TVで放映され、録画されていた家の耐震についてのVTRを見ました。
熊本地震の後で、耐震等級3ということを取り上げられていて
その検証が出たという事での内容でした。
耐震等級3というのは建築基準法の基準の1.5倍の強度を持ち
数百年に一度(ホンマかいな)という震度6から7に対応できる強度というモノです。
このお施主様宅は、まだ耐震等級というモノが制定されていないときの建物ですが
基準法の1.7倍以上の強度で作ってありました。
いつも2倍を目安に設計していますので、このお宅は吹き抜けもあり
一部屋一部屋が大きく且つ瓦屋根(重い住宅)でしたのでこのくらいでした。
当時の説明を断片的に覚えておられたお施主様は、
改めて確認申請を見て安心していただきました。
今耐震補強計画をしており(多少苦労していますが)、建築指導課の方と話をしていて
基準法ギリギリで設計してくる方がいて、確認申請が安全のお印になっているのもあるそうです。
これって怖い話ですよね。
建築基準法はあくまでも最低の基準であり、その人の命と財産を守るのだから
設計者は自分の安心基準を持っていなければいけません。
私にとって基準法の1.5倍となる耐震等級3がそのラインです。
しかし新たな数値をTVでやられるとその数値が独り歩きをして怖いです。
打ち合わせに伺いました。
その時TVで放映され、録画されていた家の耐震についてのVTRを見ました。
熊本地震の後で、耐震等級3ということを取り上げられていて
その検証が出たという事での内容でした。
耐震等級3というのは建築基準法の基準の1.5倍の強度を持ち
数百年に一度(ホンマかいな)という震度6から7に対応できる強度というモノです。
このお施主様宅は、まだ耐震等級というモノが制定されていないときの建物ですが
基準法の1.7倍以上の強度で作ってありました。
いつも2倍を目安に設計していますので、このお宅は吹き抜けもあり
一部屋一部屋が大きく且つ瓦屋根(重い住宅)でしたのでこのくらいでした。
当時の説明を断片的に覚えておられたお施主様は、
改めて確認申請を見て安心していただきました。
今耐震補強計画をしており(多少苦労していますが)、建築指導課の方と話をしていて
基準法ギリギリで設計してくる方がいて、確認申請が安全のお印になっているのもあるそうです。
これって怖い話ですよね。
建築基準法はあくまでも最低の基準であり、その人の命と財産を守るのだから
設計者は自分の安心基準を持っていなければいけません。
私にとって基準法の1.5倍となる耐震等級3がそのラインです。
しかし新たな数値をTVでやられるとその数値が独り歩きをして怖いです。
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