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家の熱気を抜きましょう  

このお宅は夏の暑さでたまらないと熱気を抜く工事をさせていただきました。

天井裏に上がってみると屋根断熱になっていますが空気が入ってくるヶ所が全くない。

2×4工法で作られたまだ新しい家なのに住まわれている方は夏は地獄らしい。

階段を通って2階に上がる途中で熱気に包まれて,エアコンをしても上部が涼しくならない。

そうですよ、天井裏は50度以上の熱気でパンパンになっている状態で

熱のこもった帽子をかぶっている状態。

2×4ってすべての面が空気が通らないで、パネルで組み合わせているため

床下から入った涼しい空気も上部に上がらずそのまま。

太陽に照らされ熱を帯びた外壁面は断熱材が熱・湿気をためて室内に熱を放射している状態。

屋根・天井面で断熱しても寄棟で空気が出入するところがなければ

真夏でもダウンジャケットを着てニット帽をかぶっているのと同じ。

いくらエアコンで熱を下げようとしても床下~壁内~天井裏に空気を通さなければ

家は熱を保って大変です。

今回はまだ新しい住宅なので天井面の空気を抜く工事にしました。

P1050627.jpg

まず天井裏に大型換気扇を付けます。

この換気扇は温度センサーを付け32度で運転するようにしています。

P1050629.jpg

排気ダクトをはわし排出できるところまで持っていきます。

P1050631.jpg

今回はユーティリティールームに排出を持っていき

1度天井から室内に出し外壁面に排出しました。

片方が排出管、もう一方が吸気管としました。

P1050637.jpg

最後にボードで囲みクロスを貼り完成。

吸気は外気から入るところを1つ儲け直接天井裏に入れてます。

その他いつも窓を開けてられるので、階段室や居室の隅に3か所給気口を設け

2階の室内の空気も排出させました。

空気って換気扇をただ付けてもプロペラが回っているだけで排出していません。

ちゃんと給気口を設け、空気の動く経路を考え排出させることが大切なんです。

P1050630.jpg


これは階段の天井に付けた給気口です。

ティッシュが吸い付くくらいの排出をしています。

お施主様に聴いたところ今までと全く違うそうです。

常にクーラーをかけていた2階は熱気がすっと抜けエアコンを使用する時間がぐっと減ったそうです。

こうして体感できるリフォームって感動していただけるものです。

特に夏が暑くなってきているここ数年は断熱中心の国交省の考えから

壁の中を通る通気や天井裏の熱気を取る方法を組み合わせた考え方をしないと

省エネで快適にならないと思います。

設計者も真夏に床下や天井裏に上って体感しないとわからないと思いますね。

天井裏は換気口がついていても暑い日中は空気が動かないというのも

顔を換気口に付けてみないとわかりませんね。

空気の流れの勉強会に参加し、そして実際自分で体感してみる。

頭でっかちでも現場の考えだけでも偏っていてはどれも正解になりません。

窓を付ける位置や開閉向き1つ変えただけでも家の中を通る空気って違ってきます。
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