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危ない間取り ②  

現在新築されている住宅は100%建築基準法は満たしています。

しかしこれは構造的には、耐力壁の壁量とそのバランス・金物を見ているのです。

梁の断面寸法、梁を受けるスパン(間隔)、柱・壁の直下率は設計士に委ねられているのです。

大きく展開されている会社等でコストパフォーマンスから

最小荷重設計されている(梁の断面が小さい)ところがよくあります。

大工さん仲間の建前に行った時によく見るそうです。

もちろんこんなことはその場では言えませんがこれでいいのかなと思って帰ってくるそうです。

工務店は大丈夫かと言えば皆そうではありませんが材料は大きなものを使う傾向にありますね。

特に構造計算がパソコンで簡単にできるようになってから始めた世代は

こうやったら強くなるとか、ここは力がかからない・こうやれば捻れてくるな等という事は

見なくなってきていますね。

建築基準法が通ればいい強度ではなく安全率をどこまで見るかが大切です。

たまたま建築の審査を受けているとき話をしたら、その検査員は

『強度ギリギリで設計されているものが多く、チェックが大変・責任が重く感じてる』と言ってました。


 木造2階建が一般化したのは昭和30年代以降のこと。

これから新耐震基準(昭和56年)までは明確なルールが確立してなかったといってもいいのではないですか。

一応基準はありましたが上下階の間崩れが多く金物も不十分。

リフォームではここまで手を入れるときは大掛かりになり、

耐震を考えた大型リフォームにならないとここまではやる機会がないのが現状です。


基準法以外の自社ルールとして

① 外回りの窓の位置を1・2階で揃える。

② 柱・壁の直下率を60%以上とする

③ 偏心率(重心と剛心)を0.1以下とする。(家のねじれを生じさせない)

④ 2階の耐力壁の下には必ず1階の耐力壁を設ける。

⑤ ルーフバルコニーの構造的強度・接合基準を作る

などのことを作りその中で自由な素敵なデザインをする。

安全を確認して作らない設計士は建物に携わってはいけないのです。

なんか続けて長々と真面目に書いてしまいましたが、カーサニュースを作った時の勢いでした。
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